1.夜明けのスキャット
作詞:山上路夫
作曲:いずみたく
ルルル・・・
ラララ・・・
パパパ・・・
アアア・・・
ルルル・・・
愛し合う その時に
この世は とまるの
時のない 世界に
2人は 行くのよ
夜はながれず 星も消えない
愛の唄 ひびくだけ
愛し合う 2人の
時計はとまるのよ
時計はとまるの
2.手紙
作詞:なかにし礼
作曲:川口真
死んでもあなたと 暮らしていたいと
今日までつとめた この私だけど
二人で育てた 小鳥をにがし
二人で書いたこの絵 燃やしましょう
何が悪いのか 今もわからない
だれのせいなのか 今もわからない
涙で綴りかけた お別れの手紙
出来るものならば 許されるのなら
もう一度生まれて やり直ししたい
二人で飾った レースをはずし
二人で開けた 窓に鍵をかけ
明日の私を 気づかうことより
あなたの未来を 見つめてほしいの
涙で綴り終えた お別れの手紙
涙で綴り終えた お別れの手紙
3.生きがい
作詞:山上路夫
作曲:渋谷毅
今あなたは目ざめ 煙草をくわえてる
早く起きてね バスが来るでしょう
お茶さえ飲まないで とび出してゆくのね
体に毒よ いつもそうなの
アア あなたと別れた今でも
アア 私はあなたと生きているの
いつの日も 生きてるの
もう別れてしまった 二人なのに
遠くはなれてしまった 二人なのに
私はあなたとしか 生きられない
それだけが 私のよろこび
それだけが 私の幸せなの
今たそがれの街 あなたは歩いてる
どこへ急ぐの 人波の中
もしも私のこと 想い出したならば
すぐに電話で 声を聞かせて
アア あなたと別れた今でも
アア 私はあなたと生きているの
いつの日も 生きてるの
いつの日も 生きてるの
4.ルーム・ライト(室内灯)
作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
あなたが運転手に道を教えはじめたから
私の家に近づいてしまった
あの薬屋の角を左に曲ると
車はもうすぐ止まり私はおりる
ルームライトにボンヤリ
あなたの横顔がみえる
そのせいじゃなく 疲れてるみたい
車はこのままずっと走りつづけてはくれない
私の家に近づいてしまった
あの薬屋の角を左に曲ると
車はスピードゆるめ私はおりる
忙しさがすっかり
あなたを疲れさせてしまい
もう話すことさえ 辛いんだなんて
あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃
私の家が近くなった
この薬屋の角を何回曲っただろう
車はもうすぐ止まり私はおりる
ルームライトにぼんやり
あなたの横顔がみえる
もう送られることにも なれてしまった
5.恋文
作詞:吉田旺
作曲:佐藤勝
アズナヴール 流しながら
この手紙を 書いてます
秋祭に 買った指輪
小指に光ります
椅子の上には 赤い千代紙
窓のむこう 昼下りの小雨
何を見ても 貴男様を
想い出して候
熱いココア すすりながら
表書きを 書きました
夢二の絵の少女真似て
矢絣を着ています
床にはらはら 芥子の花弁
窓を染める 雨あがりの夕陽
朝に夕に 貴男様を
お慕い申し候
拙き文を 読まれし後は
焼いて欲しく候
6.挽歌
作詞:千家和也
作曲:浜圭介
やはりあの人は
私を送りに来なかった
にぎわう夕暮れ人ごみの中
私はただバスを待つ
悲しみだけを道案内に
想い出色の洋服を着て
辛くないと言えば嘘だわ
あのひとのことが気がかりだけど
私は今バスに乗る
たぶんあのひとは
私を恨んでいるでしょう
冷たい女と思われながら
私はただバスを待つ
ひとりで朝は起きられますか
ハンカチの場所分かるでしょうか
あとの女とうまくやってね
うしろ髪ひかれ涙に濡れて
私は今バスに乗る
7.う・ふ・ふ
作詞:島武実
作曲:宇崎竜童
涙って 塩っぱいものだと
思い出さずに済んでいるから
幸福なんでしょう 今の所
「君の流す泪なら
好きな色に 変えてあげるさ」
なんて気障に云うから
う・ふ・ふ う・ふ・ふ 男って好き
いつまで 持てるのかしら
“幸(サチ)”ってゆう文字が
不思議なもんね
振り返る事をしないから
う・ふ・ふ う・ふ・ふ なるようになるわね
飽きるって イイ気なものだと
思いもせずに 済んでいるから
幸福なんでしょう 今の所
「君のあけっぴろげさが
いい所で 好きなんだけど」
なんて水くさいから
う・ふ・ふ う・ふ・ふ 男って好き
いつまで 持てるのかしら
“幸”ってゆう文字が
不思議なもんね
振り返る事をしないから
う・ふ・ふ う・ふ・ふ なるようになるわね
いつまで 持てるのかしら
“幸”ってゆう文字が
不思議なもんね
振り返る事をしないから
う・ふ・ふ う・ふ・ふ なるようになるわね
8.天使のスキャット
作詞:山上路夫
作曲:いずみたく
ルルル…………
ルルル…………
ラララ…………
あなたを愛した あの時からなの
天使のうたごえ 聴こえるの
ラララ…………
やさしい歌声 いつの日も
ルルル…………
ルルル…………
ラララ…………
愛する二人は いつでもわかるの
天使の翼が 見えるのよ
ラララ…………
愛してゆくのよ いつの日も
9.タ・ヤ・タン
作詞:山上路夫
作曲:いずみたく
タ・ヤ・タン…… 私のときめきよ
タ・ヤ・タン…… 心が歌うのよ
あなたの胸 寄りそう時
愛の唄を 奏でる私
タ・ヤ・タン…… 私はギターなの
タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私
タ・ヤ・タン…… ひそかなときめきよ
タ・ヤ・タン…… 心がゆれるのよ
まつ毛とざし 夢見る時
胸の糸が ふるえているの
タ・ヤ・タン…… 私はギターなの
タ・ヤ・タン…… あなたが弾く私
10.TOKYOワルツ
作詞:なかにし礼
作曲:宇崎竜童
脱いだヒールを両手にさげて
裸足で街を 歩きます
赤や青 むらさきの
ネオン地獄に のみこまれ
迷子になって しまいたい
※愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら
女なんか やめたい
男が悪い 東京が悪い
負ける女が なお悪い
三拍子そろった 東京ワルツ
三拍子そろった 東京ワルツ※
仲間はずれに された気分で
知らない店で のんでます
左手に ゆれている
金の鎖を ひきちぎり
未練ばかりか 縁も切る
愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら
女なんか やめたい
男が悪い 東京が悪い
負ける女が なお悪い
三拍子そろった 東京ワルツ
三拍子そろった 東京ワルツ
(※くり返し)
11.この愛を永遠に
作詞:なかにし礼
作曲:川口真
広いこの世の中で
めぐり逢えたの あなたの愛に
花のつぼみが はじけるように
結ばれた 愛の中で
もう泣かない 悲しくても
肌を寄せてそっと待ちましょう アー
やわらかな光を
どんな小さなことも
隠しはしない あなたの前で
時を数える 振り子のように
ゆれながら 愛に抱かれ
もういいのね ここにいても
瞳閉じてじっと聞きましょう アー
あなたから答えを
胸にあふれる この幸せを
はなさずに 愛を育て
もういかない ほかのどこにも
顔を上げてついていきましょう アー
あなたとの世界へ
12.ゆらゆら
作詞:魚住勉
作曲:馬飼野康二
うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら
男と女は素敵なことね ゆらゆらら
好みのタイプは たまらなくセクシー
見つめられるだけでも 女が揺れる
ひと目惚れ恋は 別れても好きな
どこかがあの人に よく似てる
いまあなたが誘ったなら 心が乱れる
いまわたしが許したなら 電話してね
本気ならゆらゆら 浮気ならゆらゆら
好きよとダメよが胸のあたりで ゆらゆらら
こころではゆらゆら からだではゆらゆら
男と女は可笑しいものね ゆらゆらら
夢を追う人は どことなくカワイイ
あまえられるだけなら わたしの胸で
かなわない恋に くすり指泣いて
追いかけたりしたら すぐ逃げる
いまあなたが帰ったなら 涙があふれる
いまわたしがひきとめたら 困りますね
結ばれてゆらゆら お別れがゆらゆら
あなたのためなら命をかけて ゆらゆらら
逢えなくってゆらゆら 嫉妬でゆらゆら
男と女は哀しいものね ゆらゆらら
耳もとでゆらゆらら ささやいてゆらゆら
今夜は二人でお酒飲みましょ ゆらゆらら
うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら
男と女は素敵なことね ゆらゆらら
13.男ともだち
作詞:喜多條忠
作曲:美樹克彦
ラララ……
たとえ24時間あとに
全ての世界が消えても
星空のかなたまでグラス片手に
ラララ……
どんなすばらしい夢も
かなえばそれでおしまい
幸せな退屈がやってくるだけ
男ともだちだったら 今夜はもう帰さない
この店も この街も みんな貸し切り
男ともだちだったら 少しは酔わせてくれる
淋しい歌遠ざけて
からだごと 心ごと 酔わせてくれる
ラララララ………
ラララ…
たった一度きりなんて
人生を決めちゃいけない
何通りもの自分がきっといるはず
ラララ……
たとえかなしみがそばに
寄りそう時が来ても
時の流れがいつか忘れさせるよ
男ともだちだったら 今夜はもう帰さない
よろこびも かなしみも みんな貸し切り
男ともだちだったら このまま寝かせてくれる
泣き顔に毛布をかけて
涙ごと 夢のまま 寝かせてくれる
ラララララ………
14.両国橋
作詞:喜多條忠
作曲:吉田拓郎
他人(ひと)から聞いた話だけれど
小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら
長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね
何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば
両国橋はいけないわ
あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから
あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから
あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で
あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に
書いて投げたわ 隅田川
本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば
両国橋はいけないわ
次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの
次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの
15.スイートワルツの流れる川に
作詞:阿久悠
作曲:井上大輔
時は過ぎて はるかに 夢は 消えて 遠く
愛は 既に 想い出 人は さすらう
川のほとりに たたずみ ひとりワルツを歌う
どこにいるのパートナー かえらぬ あなた
スイートワルツの流れる川に
女ひとりが 呼びかける
スイートワルツの流れる川に
風が哀しく 吹きぬける
季節だけが あざやか 街は知らぬ人の
心なしか つめたい 笑顔ばかりで
昔 知る人 いなくて 水の流れに語る
何を思う さざ波 いとしい あなた
スイートワルツの流れる川に
時を忘れて 立ちつくす
スイートワルツの流れる川に
過去が静かに よみがえる
過去が静かに よみがえる
ルルル…
16.この世の果てまでそばにいて
作詞:岩谷時子
作曲:吉田正
どこかで花の 香りがすると
あなたは私に ほほえみかけた
旅をするのも 久しぶりだわ
灯りを消して 灯りを消して
星を見ましょう
二人で超えた 長い年月
あなたにもらった 愛とやすらぎ
この世の果てまで そばにいて
今夜はここで 甘えさせてと
私はあなたに ささやきかけた
肩を抱くのも 若い日のくせ
カーテン閉めて カーテン閉めて
口づけましょう
笑って泣いて 生きてきたのね
わかっていたのよ 愛の悩みも
この世の果てまで そばにいて
云えばむなしい 愛の言葉ね
手を取り合って 手を取り合って
見つめ合いましょう
私は生まれ あなたに会えた
幸せだったわ 愛されたから
この世の果てまで そばにいて
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